ケーブルウェイのモデルには、トレイ、ラダー、ケーブルコンジットなど、さまざまな種類の部品が使用されます。部品にはサービススペースも追加可能です。配置されるケーブルウェイオブジェクトは、仕様駆動型です。ケーブルマネジメントツールでは、モデル内の既存のケーブルウェイや貫通部を基に自動生成される動的なノードネットワーク(ノードとセグメント)を作成/変更できます。ノードネットワークには、ルールに基づいたケーブルトレイ構成要素間のエアジャンプが含まれています。
ケーブルルーターは、ケーブルの最適な経路を選択し、ケーブルの切断長や貫通部の充填率、許容干渉クラス、セグリゲーション距離、ケーブルのスタッキング方法、制限区画や防火区画を計算する完全自動のルーティング機能を搭載しています。


或る機器と他のオブジェクトの間などで、ノードネットワークからケーブルの最適な経路を探し出したり、ケーブルの状態を管理するシステムです。どのケーブルが配線され、どのケーブルが配線されていないか、また、ケーブルの経路の変更により、どのケーブルの配線が変更されたか、断線したかを簡単に管理することができます。CADMATIC Electricalで作成されたケーブルは、Cable Managerと完全に統合されており、変更点を比較し解決することが可能です。また、XMLリンクを介してMS Excelから簡単にインポートすることができるケーブル定義情報を使って、ケーブルマネジメントツールは自動的にケーブルを作成します。

選択した位置のケーブルウェイと貫通部(Roxtecなどの密閉型貫通部を含む)の断面図を作成することができます。断面図はケーブルウェイ上の分離部や貫通部でのケーブルの充填率や配置を検査するために使用することができます。配置図に断面図を添付することで、現場での設置に必要な情報を追加することができます。ケーブル事前カット用のカット長リストを自動作成します。