Cadmaticは、新しい現地合弁会社を通じて、日本市場での存在感を強化します。

戦略的な動きでビジネスの成長を加速し、顧客サポートを強化するために、CadmaticはCadmatic Japan株式会社(Cadmatic Japan)を設立しました。長年にわたる日本のパートナーであるNYK TradingとSEA Systemsと共同で所有する佐世保を拠点とする合弁会社は、2024年2月1日に業務を開始しました。

新たに設立された会社は、CadmaticとNYK TradingとSEA Systemsから特別に選ばれた地元のチームの専門知識を組み合わせます。これらのチームは、Cadmaticの日本での事業開発に不可欠でした。新しい会社のマネージングディレクターは、業界のベテランであるNYK Tradingの三橋孝司氏が務めます。

三橋氏は、「脱炭素化への動向が、日本の造船所にさまざまな新しい船舶設計を開発することを強制しています。Cadmatic Japanでは、より効率的な運用を実現するために、顧客に3D CADソフトウェアとPLMソリューションを提供することに取り組んでいます。」と、会社の一部の目標について明らかにしました。
Cadmatic Japan株式会社の取締役社長、三橋孝司氏と、Cadmaticの日本担当マリンビジネス副社長、マッティ・ユントゥネン氏が、Cadmatic Japan株式会社の立ち上げを握手で祝います。

Cadmatic Japan株式会社は、Cadmaticが20年間で重要な顧客基盤を築き上げてきた日本の船舶およびプラント設計、エンジニアリング、情報管理ソフトウェア市場に重点を置いています。フィリピンと中国に設計事務所と造船所を持つ大手のCadmatic顧客である常石造船は、新しい合弁会社によって提供される向上したサービスレベルから大きな利益を得る顧客の1つです。

SEA SystemsのCEOである南康雄氏は、「日本の造船所の設計部門には、長年にわたり3D CADソフトウェアとPLMシステムの技術サポートを提供してきました。Cadmatic製品のサポートを通じて、顧客がより効率的に作業できるようにするために、この経験を活用し続けます。これにより、日本の造船業界の価値の向上に貢献します。」
Cadmatic GroupのCEOであるユッカ・ランタラ氏は、「この合弁事業は、長期にわたる2つの日本のパートナーとの成功した協力の自然な延長です。この重要な一歩により、Cadmaticのグローバルな専門知識を日本の地域知識と組み合わせ、新しいイノベーションの立ち上げを強化し、日本の成長する顧客基盤に強力なサポートを提供します。」

CEO康雄(中央)と、Cadmatic Japanの運営を推進するために選ばれたSEA Systemsチームの一部の従業員。